スウェーデンとオンラインで結んで行われた講座。画面左下が廣木重之さん=みやき町の三養基高

 高校生に国際情勢や外交問題への関心を高めてもらおうと、外務省職員による講座が14日、みやき町の三養基高で開かれた。学校と北欧のスウェーデンの日本大使館をオンラインで結び、駐スウェーデン特命全権大使の廣木重之さんが同国の現状などを解説した。

 廣木さんは、父親の出身校が三養基高であることや、在アフガニスタン大使館や在ニューヨーク総領事館などで勤務した経験を紹介した。スウェーデンについては「北欧の福祉国家で知られていて、人権意識が高い」と指摘。所得税の配偶者分離課税方式の導入や公的保育の拡充など1970年代から長期間にわたって女性が活躍できる環境づくりを進めてきたことも説明した。

 1年生と2、3年生の希望者の合わせて約220人が聴講した。画面越しでの廣木さんの話に熱心に聞き入り、「外交官として一番感動したことは何か」「スウェーデンと日本の相違点と共通点は何か」などと質問していた。1年の中尾充宏さんは「いろいろな国の話を聞くことができて勉強になり、将来の夢に向かって参考になった」と話した。(瀬戸健太郎)

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