佐賀市は17日、高校卒業者らを対象とした「技能労務職員」を必要に応じて新規採用する方針を明らかにした。採用試験が実施されれば2000年4月以来、22年ぶり。これまで定年退職による欠員を補充せず、非常勤としての再任用や業務効率化で対応してきたが、豪雨災害の頻発で緊急時の対応が求められることなどから方針転換した。

 市議会総務委員研究会で報告した。他の部署から配置転換しても定年退職の欠員が補充できない場合に新規採用を行う。施設管理センターが担っている市道の補修、清掃工場での計量や搬入受け付け、環境パトロールなど市直営の部門が対象になるという。

 新採の技能労務職員には県の給料表を適用する。在職者も22年4月から県と同等に切り替えるが、10年間は現行で据え置く激変緩和措置をとる。

 技能労務職員は07年には約200人いたが、今年4月時点では133人となっている。国の「集中改革プラン」などに伴い、直営業務の民間委託を進めてきた経緯がある。市人事課は「業務継続のためで、採用計画は7月ごろに公表したい」としている。(大田浩司)

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