佐賀県は15日、県営の新型コロナウイルスワクチン大規模接種の対象に、県内の保育所や幼稚園の職員を追加すると発表した。子どもとの接触機会が多い職員への接種を進め、クラスター(感染者集団)の発生防止につなげる。

 新たに対象になるのは保育所や幼稚園、認定こども園の職員で、保育士や幼稚園教諭のほか、調理師や運転手なども含まれる。県から対象施設に案内のメールを送り、希望者は施設を通じて申請する。福祉施設と同様に、県内施設に勤める県外在住者も対象になる。

 大規模接種の予約は、65歳以上の高齢者や福祉施設の介護従事者らを対象に9日から受け付けている。4千人分の枠があり、14日現在で施設職員を中心に約1600人が申請している。

 県ワクチン接種調整チームのリーダーの元村直実総務部長が15日の対策本部会議で概要を説明し「子どもたちとの濃厚接触の機会が多く、クラスターが発生しやすい」と追加した理由を説明した。山口祥義知事は「機動的、戦略的に柔軟に対応したい」と強調し、教職員や警察官も対象に加える可能性に言及した。

 大規模接種の会場は県庁新館1階の県民ホールで、6月19日から8月8日までの土日曜に実施する。19、20日の受け付けは終了している。(円田浩二)

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