コンテストで介護技術を披露する生徒たち=嬉野市の嬉野高嬉野校舎

スライディングボードを使った車いすからベッドへの移乗を介助する生徒たち=嬉野市の嬉野高嬉野校舎

車いすからベッドへの移乗を介助する生徒たち=嬉野市の嬉野高嬉野校舎

 「第10回佐賀県高校生介護技術コンテスト」が13日、嬉野市の嬉野高嬉野校舎で開かれた。福祉を学ぶ県内の7校から14人が出場し、介護される人の状況に応じたスムーズな移動支援や声掛けなど日頃の学習成果を発揮した。最優秀賞は嬉野高3年の田原希美さん、林翔夢(しょうま)さんが輝いた。

 脳こうそくによる左半身にまひがあり、特別養護老人ホームに入所する90歳女性の介護を想定して実施した。リビングから居室への車いすでの移動と、上着を脱いでベッドに休むのを介助する実技を2人1組で行った。

 生徒たちは既往歴やなるべく自立したい被介護者の希望に配慮したり、動作を助言したりしながら実践した。コロナ禍も考慮し、感染対策のほか、会話を通じて面会制限によるストレスの軽減を図る工夫もみられた。

 審査はコミュニケーションや安全への配慮など13項目で採点した。優秀賞は神埼清明高3年の小林明菜さん、近藤理奈さんと、北陵高3年の岡さつきさん、川下佳奈さんが選ばれた。

 最優秀賞の嬉野高のペアは、プレゼンテーションなどのデータを送って実施される九州大会に進む。(古賀真理子)

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