唐津市議会の一般質問(前半)は10、11の両日、議員10人が新型コロナウイルスワクチンの接種や七山の風力発電所設置の計画などを質問した。(横田千晶)

 【ワクチン接種】64歳以下や基礎疾患がある人への接種について、市は6月下旬に16~64歳の人に接種券をまとめて発送し、年齢を区切って予約を受け付ける。田中寿幸保健福祉部長は「基礎疾患のある人はまずはかかりつけ医に相談してもらいたい。医療機関が個別接種を実施しない場合は市に相談し、年齢枠に関わらず予約を受け付けたい」と述べた。

 【風力発電所計画】民間業者による七山と福岡県糸島市をまたぐ脊振山系での風力発電事業を巡り、昨年の県環境影響評価審査会で事業者が「地権者(唐津市)から風力発電所の設置を推進するという言葉をもらった」と発言した経緯をただした。

 保安林内の作業許可申請書の事業計画書の中に、七山市民センターの「市は再生可能エネルギーの導入を推進しており、風況観測タワー設置は七山地区での風力発電の推進につながるものであると考えている」との記載がある。

 堀田信政策部長は「事業者の発言は拡大解釈で、市から訂正を求めている」としつつ、「記載内容の訂正は考えていない。事業者から意図をくみ取ってもらえない場合はそうした手続きを取りたい」と答えた。

 【原発事故時の広域避難】原発事故時の市民の避難先として5市7町で受け入れ施設が指定されている。避難所のバリアフリーなどの状況について問われ、濵口智総務部長は「(避難先市町でつくる)協議会との情報交換を行う中で、状況把握に努めたい」と答弁した。

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