九州新幹線長崎ルートについて協議した与党検討委員会=東京都内

 佐賀県と国土交通省が整備方式を協議している九州新幹線長崎ルート新鳥栖―武雄温泉について与党検討委員会(山本幸三委員長)は11日、東京都内で会合を開き、佐賀県の負担軽減策など4項目について検討の方向性を文書にするために意見を交わした。文言を調整し、親会にあたる与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(細田博之座長)へ14日に報告する。

 会議は非公開。細田座長の指示を受け、5月下旬から断続的に「佐賀県負担」や「在来線」、「ルート」「地域振興」の方向性を議論してきた。並行在来線はJR九州が継続運行して維持することが望ましい▽佐賀県負担はJRが支払う線路使用料(貸付料)の拡充などで軽減する▽ルートは佐賀駅経由が適当▽地域振興は地元提案があれば実現できるよう検討する―との方向性を確認している。

 複数の出席者によると、これらの方向性を具体的にどのように文書化するか議論した。表現に関してさまざまな意見が出たため、調整する。山本委員長は「14日の与党PTへの報告前には公表しない」と述べ、会議内容は説明しなかった。(山口貴由)

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