ワクチン接種会場で交通安全を呼び掛けるポスターを張る鳥栖署員=上峰町民センター

 佐賀県警は、新型コロナウイルスのワクチン集団接種会場で交通安全を呼び掛ける啓発活動を始めた。多くの高齢者が集まる場所で、歩行時や運転での注意点をまとめたポスターを掲示している。

 感染対策で各地域での交通安全講習の開催などが制限される中、多くの高齢者が集まる接種会場に着目して活動を決めた。ポスターは「重要」「危険」の文字を目立たせ、高齢者の死亡事故が多発している状況や夜間の外出での反射材着用などを記載する。集団接種が行われる17市町、計約30カ所の会場で掲示される。

 8日には、鳥栖署員が上峰町民センターで靴に取り付ける反射材を高齢者に配った。綿谷大樹交通課長は「『自分は大丈夫』と思わず、交通安全を意識するきっかけになれば」と話した。県警交通企画課によると、5月末現在の人身交通事故は1417件発生し、14人が死亡した。うち高齢者が関係したのは544件、死者9人(速報値)。(松岡蒼大)

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