寄贈した作品の前に立つ松永優子さん(左)と松本茂幸市長=神埼市役所

 神埼市の書家だった故松永豊秀(ほうしゅう)さん(2013年死去、享年64)の作品11点が、妻の優子(大橋永佳)さん(65)から市に寄贈された。市役所や市内の交流センター、公民館、小中学3校などに展示する。

 豊秀さんは福岡教育大特設書道科卒。1975年に日展で初入選し、同年、かな書道研究の蒼鉄社(現・蒼松会)を創設した。優子さんが展示場所に合わせて贈る作品を選んだ。晩年の書や畳1枚ほどの大作もある。

 優子さんは8日に市役所を訪れ、「書は日本の文化。何と書いてあるのだろうと思うところから、興味を持つきっかけになれば」と話した。応対した松本茂幸神埼市長は「飾られた空間の重みが増した。大変ありがたい」と述べた。優子さんは有田町の陶芸家だった故青木龍山氏の作品1点も寄贈した。(森田夏穂)

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