佐賀県高校総体・少林寺拳法女子単独演武で技を披露する真﨑菜々子さん=武雄市の武雄高

少林寺拳法の九州大会に出場する真﨑菜々子さん=武雄市の神村学園高等部武雄校舎

 単位制・通信制課程の神村学園高等部武雄校舎(武雄市)の真﨑菜々子さん(17)=3年=が佐賀県高校総体の少林寺拳法で優勝し、同校から全ての競技の中で初めて九州大会に出場することになった。真﨑さんは「応援に応えるために、優勝してインターハイを目指したい」と意気込んでいる。

 真﨑さんは5月29日に武雄市で行われた少林寺拳法の女子単独演武で優勝した。2位の選手と同点になり、主審の採点で上回った。「思ったほど得点が伸びなかったので負けたと思った。優勝と聞いて驚いた」と振り返る。

 少林寺拳法は男子選手の黒帯姿に憧れて9歳から始めた。今は週2回、学校帰りに武雄市文化会館で開かれる道場の稽古に通う。部活動ではなくて毎日練習できない分、課題を絞って集中的に練習する。自宅でもイメージトレーニングに励んでいる。

 同校は2016年に開校。通信制のため総体の出場にはハードルもあったが、中島央子校舎長ら学校関係者の働き掛けや県高体連の理解もあって可能になった。19日から福岡県で始まる九州大会は無観客で開催され、校舎に横断幕を掲げるなどして学校を挙げて応援する。中島校舎長は「感謝の気持ちを忘れず、これまで培ってきたものを発揮してほしい」と期待を寄せる。

 真﨑さんは「制限時間内に演武を終わらせるのが今の課題。先生や友達のためにも好成績を残したい」と笑顔を見せた。(澤登滋)

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