全校朝会の校内放送を聞きながら、記事を読む生徒たち=佐賀市の城南中

 佐賀市の城南中で9日、新聞を活用した教育を進めるNIE(教育に新聞を)を取り入れた全校朝会があった。黒木惠二校長が、医学研究者でノーベル賞受賞者の山中伸弥さんが中学生にエールを送る記事を校内放送で紹介し、生徒たちはチャレンジする大切さを学んだ。

 黒木校長は佐賀新聞で5月29日に掲載された企画「14歳の君へ」を取り上げ、山中さんが失敗と成功を繰り返してきた経験を振り返りながら「どんな結果も楽しみ、なぜかと考えることが大事」などと中学生に伝えていることを紹介した。その上で、「3歩進んで4歩下がってもいい。失敗を恐れないで」と呼び掛けた。

 生徒たちは放送に耳を傾けながら、記事をじっくり読んでいた。3年の藤木はる菜さんは「極力失敗せずにやろう、という気持ちを持っていたが、挑戦した上での失敗ならいいと思えた」と述べ、3年の松下瑠梨さんは「『何もしないのが一番失敗』という言葉が印象に残った」と話した。(中島野愛)

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