佐賀県は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが一定減少しているにもかかわらず、国の交付金の対象外になっている園芸農家を支援する。トマトやパクチーなどの品目が対象で、次期作の面積10アール当たり5万~5万5千円を補助する。15日開会の6月定例県議会に提出する一般会計補正予算案に事業費1930万円を計上した。

 メロンやワサビ、切り花などの品目に関しては、国の「高収益作物次期作支援交付金」がある。県は独自に、今年1~3月のいずれかの月の売り上げが平年比で20%以上落ちるなどしたトマト、チンゲンサイ、水菜、パクチー、空心菜、有機野菜を支援の対象にした。

 補助額は平たん部が10アール当たり5万円、中山間地域は5万5千円。上限は1~3月の減収額の8割以内とし、農家単位で計算する。県園芸課は「コロナ禍で収支が悪化し、意欲を失ったという生産者の声も聞く。次期作に向けて背中を押したい」と話している。(円田浩二)

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