仲間をねぎらう北陵高の選手=佐賀市のさがみどりの森球場

生還した仲間と笑顔でハイタッチする鳥栖工高の選手たち=佐賀市のさがみどりの森球場

味方の好プレーに盛り上がる北陵高のベンチ=佐賀市のさがみどりの森球場

長打を放った味方に拍手をする鳥栖工高のベンチ=佐賀市のさがみどりの森球場

佐賀市 夏の高校野球佐賀大会を前に、北陵高野球部と鳥栖工高野球部は7日、大会のメンバーから外れる選手や控えに回るのが濃厚な選手の引退試合を佐賀市のさがみどりの森球場で行った。3年間の練習の成果を発揮し、グラウンドではつらつとしたプレーを繰り広げた。

 場内アナウンスや電光掲示板の表示があるなど公式戦と同様の雰囲気の中で試合が進んだ。選手は一投一打に全力で臨み、ベンチや保護者から「いいボール」「ナイスバッティング」などと声援が送られた。打線が奮起した鳥栖工高が9―4で勝利した。

 北陵高の増本晴琉投手は「支え合ってきた仲間とプレーできてうれしかった。これからも一緒に頑張っていきたい」。鳥栖工高の松田賢三郎外野手は「3年生9人で野球ができてよかった。夏は試合に出る機会は少ないかもしれないが、チームのサポートを頑張りたい」と話した。

 引退試合は最後の夏でベンチ入りが叶わなかった3年生に晴れ舞台をつくろうと、北陵高の吉丸信監督(66)が12年前から毎年実施している。(草野杏実)

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