佐賀県庁内に設置している自動水栓

 佐賀県内の教育施設にある水道の蛇口を「タッチレス」の自動水栓に切り替える県事業は、新型コロナウイルスの感染リスクを減らす狙いがある。2021年度の一般会計補正予算案には2億5924万円を計上しており、県立学校では21年度中に整備する方針。

 県教育総務課によると、対象は学校や保育施設、看護学校など233施設で、約9300カ所の蛇口を想定している。県立学校などの県有施設は県が工事費を全額負担する。それ以外の私立学校や保育施設には工事費を補助する。

 大量の水が必要になる理科室や調理室などは自動水栓ではなく、レバー式の水栓に切り替える方針。

 県教育委員会の学校への聞き取りでは、新型コロナの影響で、大勢の手に触れる蛇口に対して不安の声が上がっていたという。山口祥義知事は8日の会見で「接触回数を減らす形で感染症対策に取り組みたい」と述べた。(岩本大志)

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