東京五輪代表に選ばれた鳥山麻衣。伊万里商高時代は18歳以下の日本代表を経験するなど当時から期待されていた(2014年2月)

 地道に磨き続けた決定力を武器に、夢舞台への扉を開けた。ホッケー女子日本代表に、伊万里商高出身のFW鳥山麻衣(南都銀行)が選ばれた。小学4年で競技に出合い、憧れ続けた五輪出場を喜びつつ「点を取ることに関しては誰にも負けたくない」と強い決意をにじませた。

 スピードと得点力を併せ持つFW。大学、社会人の強豪でプレーし、日本代表入りも果たした。代表から遠ざかった時期もあったが「自分に足りないものが明確になった。悔しさを味わったことで変わらなきゃと思えた。寝ても覚めてもホッケーのことを考えていた」。飽くなき向上心を支えに、得点力を磨き上げ“歓喜の日”を迎えた。

 高校時代に指導した近藤芳樹さん(伊万里実高教諭)は「正月に会って話した時、五輪やホッケーにかける強い意志と覚悟を感じた。特別な舞台を思い切り楽しんでほしい」とエールを送る。

 鳥山は「今の自分があるのは応援してくれた人たちのおかげ。結果という形で応えたい。今回メンバー入りできなかった選手たちの思いも背負ってプレーする」と意気込んだ。

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