三養基郡基山町の「亀の甲ため池水利組合」(埋金正組合長)は7日、開会中の定例町議会に「亀の甲ため池に関する請願書」を提出した。本年度から実施設計が始まる同ため池改修工事の負担金の免除などを求めている。

 同ため池は同町園部にある農業用のため池で、2018年の西日本豪雨でのり面の一部が崩落する被害を受けた。のり面の復旧は終えているが、町は防災・減災のため本年度から改修に着手する予定で、水位を2・5メートル下げ、のり面にかかる負担を軽減する。

 請願では、改修工事での同組合に対する負担金の免除や、急激な水位の上昇を防ぐための水路の拡充などを求めている。埋金組合長は「組合員の数が減り、高齢化も進んでおり、負担金の支払いは厳しい状況。組合を存続してため池の管理を継続するためにも免除をお願いしたい」と話す。

 請願を受けた町議会は常任委員会に付託し、内容を検討する。重松一徳議長は「組合の思いを受け止めて、しっかり審議していきたい」と話している。(瀬戸健太郎)

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