ワークショップで、伊万里の魅力と課題を語り合う伊万里高、伊万里実高の生徒=伊万里市の伊万里商工会館

 次代を担う中高生が地域の将来像を考える佐賀新聞社の「さが未来発見塾」が6日、伊万里市で開講した。課外活動で地域の活性化に取り組む伊万里実高フードプロジェクト部と伊万里高キセキ部の9人が、市の魅力や課題について語り合った。

 初日は伊万里商工会館でワークショップがあり、山代町でスーパー「ファインズたけだ」を経営する竹田智史さん(34)と、佐賀新聞伊万里支局の記者から話を聞いた。

 竹田さんはスーパーの宣伝を動画投稿サイト「ユーチューブ」やSNS(会員制交流サイト)で行っている理由を「世界中の人から見てもらえ、アイデア一つで一気に話題になれる」と説明。「自分にとっては当たり前のことでも、別の地域の人には新鮮に映ることもある。伊万里のことをどんどん情報発信しよう」と呼び掛けた。

 生徒たちは、自ら考える伊万里の魅力と課題についても語り合い、付箋に書き込んで広用紙に整理した。「食べ物がおいしい」「自然が豊か」と暮らしやすさを感じている一方で、「若者が遊ぶ場所が少ない」「オンラインの環境が整っていない」ことなどを課題に挙げた。今後、取材や話し合いを重ねて「未来計画」を作成し、市長に提案する。

 伊万里高2年の山口映凪(はな)さんは「高校生ならではの意見を活発に出し合い、良い提案をしたい」と話した。さが未来発見塾はこれまで、有田町、嬉野市、多久市、大町町で実施している。(青木宏文)

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