浪曲師で曲師の玉川奈々福さん(提供写真)

 浪曲師で曲師(三味線奏者)の玉川奈々福さんが12日14時から、佐賀市の県立美術館ホールで独演会を開く。高いプロデュース力でも定評がある奈々福さんが、情熱的な浪花節で観客の心を揺さぶる。

 浪曲は浪花節とも呼ばれる。独特の節回しと声で歌い語る浪曲と曲師の三味線が、その日限りの即興セッションで楽しませる。義理人情や恋愛、友情などにまつわる物語を扱う熱い語り芸で、近年改めて人気が高まっている。

 奈々福さんは1995年、浪曲の名跡玉川福太郎さんに入門。2004年と05年にプロデュースした福太郎さんの公演全10回を全て満席にし、18年度文化庁文化交流使としてイタリアやスロベニアなど7カ国で公演を行った。観客の心を動かす語りの芸と、浪曲に新たな息を吹き込む卓越したプロデュース力を評価され、19年に第11回伊丹十三賞を受賞している。

 チケットは全席指定で4500円。問い合わせはRO♪ONの会、電話0952(26)2361。(花木芙美)

このエントリーをはてなブックマークに追加