訓練で、銃器を持ったテロリストを制圧する佐賀県警機動隊員=佐賀市川副町の佐賀空港

負傷者の重症度によって搬送の優先順位を決める「トリアージ」で救護にあたる消防署員ら=佐賀市川副町の佐賀空港

 約1カ月後に東京五輪・パラリンピックの開催を控える中、空港でのテロを想定した対処訓練が3日、佐賀市川副町の佐賀空港であった。県警や消防、空港の関係者約50人が参加し、有事の対応や連携を確認した。

 訓練は銃器と刃物を持った2人のテロリストが空港利用者を襲撃、6人が負傷したとの想定で実施した。消防隊員は負傷者の緊急度に応じて搬送や治療の優先順位を決める「トリアージ」を行い、救護にあたった。

 テロリストが屋内に潜伏しているとの情報に基づき、応援要請を受けた県警機動隊の銃器対策部隊が、銃器を持つテロリストを制圧するまでの対応も確認した。

 佐賀南署の貝塚秀樹警備課長は「佐賀空港には東京便があり、テロの対象になる可能性は否定できない。今回の訓練を分析し、関係機関との連携を図りたい」と話した。(松岡蒼大)

このエントリーをはてなブックマークに追加