四季をテーマにそれぞれが手掛けた作品を寄贈した佐賀清和高の美術部員たち=佐賀市金立町の佐賀整肢学園こども発達医療センター

 佐賀市の佐賀清和高美術部員7人が5日、佐賀整肢学園こども発達医療センター(同市)に、それぞれが制作した絵画を寄贈した。新型コロナウイルス感染症の影響で外出が難しい中、「子どもたちに季節を感じてもらいたい」と四季をテーマに作り上げた。作品は、病棟の廊下に飾られる。

 菜の花や海、ハロウィーンなど、生徒1人1人がとらえた四季の情景、6点が届けられた。いずれも約65センチ×約50センチ。アクリル絵の具や油絵の具、パソコンを使って描かれているほか、刺しゅうで桜の花をあしらうなど個性が表れている。

 春を担当した美術部長の横尾一妃さん(3年)は、同センター近くの金立公園を訪れ、公園に咲き誇る菜の花とそこで出会った親子を温かいトーンで描いた。副部長の桑原ひなこさん(3年)は、ティッシュなどを使って海の波や砂浜を描き、夏の日常を表現したという。2人は「見る人の不安を拭って、季節ごとに楽しい気持ちになってもらえれば」と話した。

 同高美術部は、2019年にも共同制作した絵画を同センターに寄贈している。今回、寄贈した作品は季節に応じて入れ替えて展示される。(中島佑子)

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