ボランティアで水田の周囲の雑草を刈り取る従業員=佐賀市久保泉町

 佐賀市久保泉町の上分一集落(9世帯)で、地元の井手解体実業の社員らが水田回りの草刈りを行った。同社は2月、中山間地の農作業をボランティアで行う「応援隊協定」を上分一地区と結んでおり、これが初めての活動となった。

 同地区では住民の高齢化が進み、水田の管理や農作業が大変になっているという。同社の従業員が休日の2日間、3人ずつ出て、傾斜のきつい棚田の周囲に生えた雑草などを刈り取った。昼には、地区から地元でとれたお米のおにぎりやコイの洗いなどが振る舞われた。

 井手隆彦社長は「本業の解体作業では苦情を受けることもあるが、今日は喜んでもらうばかりで、うれしかった」と話していた。

 協定は中山間地の課題解決の一環として県が推進しており、現在、8つの協定が結ばれ、県内各地でボランティアが行われている。

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