「佐賀・九州からのクリエイティブ創出担い手としての展望」と題して話した、Cygames佐賀スタジオ代表の六倉千尋氏(左)と同スタジオマネジャーの山邉純氏=佐賀市の佐賀新聞社

 佐賀県内の広告主や広告会社などでつくる佐賀広告協会の特別講演会が4日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。ゲーム制作大手Cygames(サイゲームス、本社・東京)の、Cygames佐賀スタジオ(佐賀市)代表でアートディレクターの六倉千尋氏(51)と同スタジオマネジャーの山邉純氏(44)が、次代を担う人材育成の現状と展望を語った。

 講演では、佐賀スタジオが独自に取り組んでいる大学生や専門学校生を対象にした「ドリーム発注書プロジェクト」を紹介。「社内で実際に使われている発注書に限りなく近い様式」(山邉氏)を学生に提示し、イラストなどを制作してもらう取り組みで、実践的な人材育成につながっていることを強調した。

 九州での人材採用も本格化しており、六倉氏は「佐賀スタジオの存在を広く知ってもらうことをやっていきたい」と説明。佐賀スタジオが主体となったゲーム制作のほか、ゲーム以外の分野で佐賀県や九州に根ざしたデザイン関係の業務を展開する考えも示した。

 参加者から魅力的なコンテンツ創造の心構えを問われると、2人は「作っている時に面白いと思うものが一番。余計な言葉で飾らず、内容を一言で言い表すことができるかも意識している」と答えた。(大橋諒)

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