選抜大会で準優勝した佐賀商業高速記部=佐賀市の同校

 「第53回全国高校選抜(せんばつ)速記競技(きょうぎ)大会」で、佐賀(さが)商業高(佐賀市(さがし))の速記部が準優勝(じゅんゆうしょう)しました。個人(こじん)でも部長で3年の森美優(みゆう)さんが準優勝に輝(かがや)きました。練習を重ねてスピードや正確(せいかく)さを追求してきた成果を発揮(はっき)し、強豪(きょうごう)校の力を見せました。
 速記競技では、読み上げられた文章を簡単(かんたん)な線や点で示(しめ)す速記文字で素早(すばや)く書き取ることなどを競(きそ)います。選抜大会は1日に愛知県で開催(かいさい)され、同校からは8人が出場しました。部員たちは2分間で600字の文章を聞き取って速記する大会の決勝を想定し、1カ月前からは毎日練習に励(はげ)んできました。
 競技では直前の練習でこなしたのと類似(るいじ)した問題が出題されるなど“追い風”もありました。個人では、3年の千綿(ちわた)瑞希(みずき)さんが5位、2年の長谷川(はせがわ)菜央さんが6位になりました。
 森さんは準優勝だったことに「悔(くや)しい」と吐露(とろ)しつつ、「夏の全国大会では優勝を目指したい」と決意を新たにしました。速記部を指導(しどう)する小出(こいで)邦彦(くにひこ)さん(75)は「今回は全国大会の経験(けいけん)の少なさもあっただろう」と課題を示しました。
 同校の速記部は19年の春、夏の全国大会で団体(だんたい)、個人の両部門で優勝しました。20年は新型コロナウイルスの影響(えいきょう)でいずれの大会も中止になっていました。(27日付16面・中島野愛)

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