共有スペースで山口祥義知事(左から2番目)と意見交換する運営者=佐賀市本庄町の「コワーキングスペース ノギ」

 佐賀大の卒業生らが共有オフィス「コワーキングスペース ノギ」を佐賀市の本庄キャンパス周辺で運営している。学生時代に手軽に借りられるスペースが少なかった経験を基に、空き家を活用して開設した。山口祥義県知事が5月31日に訪問し、運営者は「学生を後押ししたい」と意気込みを語った。

 「ノギ」は、佐大経済学部の児玉浩史さん(22)、佐大卒の江頭宗次郎さん(23)、イベントプランナーの江頭孝晟さん(23)の3人が運営する。昨年9月から空き家の改修を進め、4月からスタートさせた。

 コワーキングスペースは1階の5部屋。2階は計6部屋の賃貸の住居スペースで、2部屋は既に賃貸できるようになっていて、他の部屋も今後改修する予定。「アルバイトに費やすのではなく、自分たちがやりたい活動をやってほしい」という思いから、コワーキングスペースの料金は、学生は2時間300円と低価格に設定している。多い場合で月200人程度が利用しているという。

 広聴事業の一環で訪れた山口知事は「自分たちで課題解決しようとする姿勢がいい。目の前のことに取り組むことでいろんなことが見えてくる」と呼び掛けた。3人は「運営者全員が佐賀出身。佐賀を盛り上げる学生の役に立ちたい」と抱負を述べた。(福本真理)

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