協定を結んだ(左から)西九州トヨタ自動車の金子隆晴社長と山口祥義知事、ネッツトヨタ佐賀の金子茂社長=佐賀県庁

 佐賀県と西九州トヨタ自動車、ネッツトヨタ佐賀は、両社が主体となって山づくりに取り組むことを定めた協定を結んだ。佐賀市富士町の山間部の一角を「佐賀トヨタの山」として長期的に整備を手掛け、森林保全の大切さを発信する。

 「21世紀県民の森」にある1・26ヘクタールの県有地を佐賀トヨタの山とした。中央に多目的広場があって周囲には木々が広がり、社員ら関係者以外もこれまで通り利用できる。

 1~2年目は「環境整備期間」と位置付け、社員らが現地で除草や除伐をしながらどういう場所にするか計画を立てる。3~7年目の「建設期間」はベンチ、遊歩道の整備や植林活動を、8~10年目の「保全維持活動期間」は清掃活動やレクリエーションの開催を予定している。費用は両社が負担する。

 県庁で2日に協定締結式があり、山口祥義知事は「タッグを組むのは心強く、みんなで山を楽しめる取り組みにしていきたい」とあいさつした。西九州トヨタ自動車の金子隆晴社長は「佐賀の豊かな自然を今以上の形で将来の子どもたちに引き継げるように頑張りたい」、ネッツトヨタ佐賀の金子茂社長は「自然を守る活動が地域貢献にもなるのは大変喜ばしい」と述べた。

 森や川、海のつながりの重要性を伝える県の「森川海人っプロジェクト」の一環で、県有明海漁協も「漁協の山」に取り組んでいる。(円田浩二)

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