テーブルの脚に車いすが引っ掛からない位置に配膳することを学ぶ従業員ら=佐賀市高木瀬町の四季彩ホテル千代田館

車いすを体験しながらチェックインの案内について確認する従業員ら=佐賀市高木瀬町の四季彩ホテル千代田館

 車いすの利用者や高齢者の視点から宿泊施設のバリアフリーを考える研修会が2日、佐賀市高木瀬町の四季彩ホテル千代田館で開かれた。同ホテルの従業員約20人が参加し、館内で車いすの移動などを体験しながら相手に寄り添った支援の在り方について理解を深めた。

 「○○な障がい者の会」の内田勝也会長ら4人が講師となり、4班に分かれて実際に車いすを利用した。食事の際に車いすがテーブルの脚に引っ掛からないよう配慮することや、部屋ではテレビのリモコンなどを手に届く範囲に配置するといった気づきを共有した。

 従業員からは「車いすを押しながら部屋の扉を開けるのは大変だった。声掛けして手助けしたい」「配膳の位置や車いすからベッドへの移動が負担にならないようにサポートしていきたい」などの感想があった。内田会長は「ハード面だけでなく、ハート(心)のバリアフリーも広げてもらいたい」と呼び掛けた。

 研修会は、誰もが暮らしやすいまちづくりとして佐賀県が取り組む「さがすたいる」の一環で開かれた。(中島佑子)

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