要救助者を救出する「ロープブリッジ救出」に臨む隊員=佐賀市兵庫町の県消防学校

約7メートルの搭上から要救助者を救出する「引揚救助」に臨む隊員=佐賀市兵庫町の県消防学校

要救助者の救出にあたる隊員=佐賀市兵庫町の県消防学校

 佐賀県消防救助技術総合訓練が1日、佐賀市兵庫町の県消防学校であった。県内5消防本部から選抜された隊員約140人が、災害時での救出など日頃の訓練で培った技術を競った。

 訓練では、垂直はしごを15メートル登る「はしご登はん」など個人2種目、煙道内から要救助者を救出する「ほふく救出」など団体5種目で競った。7メートルの塔上から低所にいる要救助者を救出する「引揚救助」では、2人で助け、塔上の2人がロープで引き上げる活動に合図を出しながら取り組んでいた。

 訓練は複雑多様化する災害に備えて救助技術の向上を図ろうと県消防長会が主催し、今年で44回目。安全性や確実性、所要時間などを審査し、九州大会(7月、鹿児島県)と全国大会(10月、福岡県)の出場者を選考した。

 40メートルを往復するロープブリッジ渡過に出場した佐賀広域消防局佐賀消防署の中村侑平さん(25)は「普段の訓練の成果を発揮できた。厳しい訓練で培った精神力や技術を今後の災害対応に生かしていきたい」と話した。(松岡蒼大)

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