福岡県太宰府市で2019年10月、高畑瑠美さん=当時(36)=が暴行されて死亡した事件を教訓に、佐賀県警が見直した相談対応について2日、相談取扱件数や相談を受けた際に記載する「相談等取扱票」の運用状況などを初めて公表した。県公安委員会にも報告した。

 相談対応について県警は今年4月から、相談者の申し出を明確化するため、取扱票に再訪の有無や再訪を促す連絡の必要性など、相談者の意思を聴き取って記入する項目を設けている。

 県警広報県民課によると、4月の相談などの取扱件数(暫定値)は1134件。このうち、再訪の意思を「有」と示した相談は54件、県警から再訪を促す連絡を必要としたのは15件だった。県警は「申し出人に(意思を)確認した結果を記載している。適切に運用できていると」とした。

 県警は5月27日の県公安委定例会で、取扱票の運用状況などを報告した。同課は今後の運用について「申し出人の意思確認に漏れがないように周知徹底に努め、適正に取扱票が記載されているか確認していく」としている。(小部亮介)

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