バスケットボール男子決勝リーグ・佐賀東-武雄 第2クオーター、相手ゴールに攻め込む佐賀東の武富楓太(左)

 バスケットボール男子は、佐賀東が決勝リーグで全勝を収め、6大会ぶりに王座を奪い返した。佐賀東の2トップ・武富楓太と田中蓮太が、速攻やフェイントを縦横無尽に仕掛け、最終戦で武雄を圧倒した。

 第1クオーターで田中が先制シュートを決めて流れを呼び込んだ。第2クオーターは点の取り合いになったが、30-20で迎えた後半、守備がうまく機能し、相手エースの得点を封じると、武富と田中が猛攻。2人で総得点の半分に迫る33点を挙げ、貫禄を示した。

 2人には大量得点を狙う理由があった。チームには3年生が9人。決勝リーグまでにコートに立っていない選手がいた。「3年生全員で出たい」。試合前、主将2人で監督らの下を訪れ、点差を広げることができたら、控え選手を出してもらえるよう直談判していた。

 残り3分でその瞬間がきた。試合後、田中は「3年全員が出ることができてよかった」と喜びに浸った。そんな選手たちを千住祐幸コーチは「大きな勝因は3年生の成長。プレーヤーとしても人としてもたくましくなってくれた」とたたえた。

 武富は「県外は高さがある。リバウンドやチームディフェンスをさらに磨きをかけたい」と力を込めた。(西浦福紗)

 

このエントリーをはてなブックマークに追加