バスケットボール女子決勝リーグ・佐賀北-佐賀商 第3クオーター、リバウンドのボールを奪う佐賀北の谷口奈瑠瀬(中央)=佐賀市の諸富文化体育館ハートフル(撮影・山田宏一郎)

 バスケットボール女子は、2勝1敗が3校並び、得失点率を争う展開となった。4大会連続優勝を狙う佐賀北は、司令塔・谷口奈瑠瀬ら3年が、素早いパス回しや力強いディフェンスでライバルを圧倒。24点差をつけ、全国大会への切符をつかんだ。

 上位4校による決勝リーグは前日までに各校2試合を戦い、佐賀北は1勝1敗。対する佐賀商は2勝を上げていた。佐賀北は勝利だけではなく、得失点率を頭に入れた、「数字との戦い」でもあった。

 第1クオーターは攻め込まれ、3点ビハインドで迎えた第2クオーター。谷口は「動きが硬い。自分が攻める姿を見せて、攻めやすい雰囲気をつくる」と奮起。開始直後に得点を奪うと、3点シュートを2本決めた。司令塔の活躍に呼応するように、オフェンス陣も機能し、最後は大差で振り切った。

 リーグ2戦目で宿敵・佐賀清和に敗れたが、「休養日があったことが大きかった」と武藤広樹監督。休養日と佐賀商戦前の練習で、ドライブと3点シュートへの対応を徹底し、気持ちを切り替えた。佐賀清和戦で振るわなかった3年の香月茅夏も「気負わずいつも通りに打てた」と中盤以降、3点シュートを連発した。谷口と香月は「1対1での力をもっと磨きたい」と口をそろえ、大舞台に気持ちを向けた。(西浦福紗)

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