「直前にバタバタと決まりそう」「対面の交流はできない」-。東京五輪に出場するソフトボールのオーストラリア代表が来日した1日、ホストタウンに登録されている佐賀市などの担当者は、受け入れ予定国の事前合宿を期待する一方、選手との交流には特段の配慮が必要との考えを示した。

 佐賀県内でホストタウンに登録されているのは、佐賀県と佐賀、唐津、嬉野の3市で、5カ国から約140人を受け入れる予定。県が受け入れに向けた感染防止マニュアルを作成し、6月中に各国と合意書を交わす計画になっている。

 「合意が得られれば、日程がどんどん決まるはず」と語るのは佐賀市の担当者。陸上、ボクシングなど最大16競技のフィンランド代表、アーチェリーのタイ代表、陸上のニュージーランド代表の計100人を受け入れる計画で、当初、競技の教室や学校訪問などを計画していたが、コロナ禍でできなくなった。選手が子どもたちにオンラインで助言する機会などを検討しており「1カ国1回ずつでもいいから交流できれば。公開練習も予定しているが、見学者との距離をどれだけ取るかなど決めることは山ほどある」と話す。

 唐津市は、3人制バスケットボールの男子セルビア代表や、ボートの男子タイ代表による事前合宿を予定。バスケは選手ら約10人が訪れ、市文化体育館の屋外特設コートで練習する。コロナ対策を徹底し、選手と距離を取った上で練習見学会を検討しており、市スポーツ振興課は「直接交流ができない中、歓迎の気持ちをどう伝えるか。コロナの状況を踏まえた世論を感じ取りながら、盛り上げ方を考えていきたい」と話す。(大田浩司、横田千晶)

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