「やさしい日本語」の動画制作を担当した石橋しのぶさん(右)とファン・トゥイットさん=佐賀県庁

 佐賀県は外国人と日本人がうまくコミュニケーションするための「やさしい日本語」をテーマにした動画を公開している。多文化共生社会づくりの一環で、「です、ます」調で話したり方言を使わなかったりするなど日常会話でのコツを分かりやすく紹介している。

 やさしい日本語は難しい言葉を言い換えるなどして相手に分かりやすく伝えることで、在留外国人の増加に伴って注目されている。動画では「佐賀の海苔(のり)を紹介する」と「道を教える」の二つの場面を取り上げ、通常の会話とやさしい日本語を活用した場合とを比較しながら説明している。文を短く切り、ゆっくり話すこともポイントに挙げている。

 県国際課が動画を通じてやさしい日本語の普及を促そうと制作した。動画は約6分間で、投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。今回は入門編で、今後基本編や実践編も予定する。同課の石橋しのぶさんや国際交流員のファン・トゥイットさんが主に担当し、石橋さんは「少し工夫するだけで、外国人と日本語でも話せる。動画を見て実際にコミュニケーションを楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 国際課はやさしい日本語の出前講座も実施している。問い合わせは、電話0952(25)7328。(中島野愛)

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