テニス男子個人ダブルス決勝 タイブレークの接戦を制し優勝した佐賀西の橋本壮生(左)、酒井大輔組=佐賀市のSAGAサンライズパーク庭球場(撮影・鶴澤弘樹)

 テニス男子個人ダブルスは、佐賀西の橋本壮生・酒井大輔組がタイブレークの接戦を制し、77組の頂点に立った。コートで抱き合った2人は「ほっとした。本当にうれしいのひと言しかない」と会心の表情を浮かべた。

 決勝の相手は県新人大会の決勝で敗れた早稲田佐賀の三溝真人・四枝郁人組。リベンジはもちろんだが「力を出し尽くして楽しもう」とリラックスしてコートに立った。

 橋本が「前衛からプレッシャーを掛け、ボレーを決める練習を重ねてきた」というように、決勝も的確なボレーと酒井の力強いサーブでポイントを重ねた。互いに譲らない白熱のシーソーゲーム。7―8と追い込まれても気持ちを切らさず、タイブレークを7―5で振り切った。

 二人は小学生の頃から同じクラブで競い合った幼なじみ。中学からペアを組んでおり、「気持ちが折れかけた時に鼓舞してくれる」(橋本)、「サーブを出したら動いてほしいところに行ってくれる」(酒井)と、互いの信頼も厚い。

 勉学も手を抜かず、インターハイに行くために短い練習時間を集中して取り組んできた。深い絆でつかみ取った全国切符。次の舞台でも息の合ったテニスで高みを目指す。(草野杏実)

このエントリーをはてなブックマークに追加