佐賀県は31日、新型コロナウイルス対策を実施した県内飲食店を認証し、1店舗につき15万円を支給する制度について、具体的な認証基準を公表した。国が示した基準をベースに、店舗に感染対策のリーダーの配置を求めるなど独自の項目も導入した。6月中旬から申請を受け付ける。

 国の基準と同様に「来店者の感染予防」「従業員の感染対策」「施設・設備の衛生管理」「チェックリストの作成・公表」「感染者発生に備えた対処方針」の五つを柱にした。

 具体的には、利用者に飲食時以外のマスク着用などを求める掲示や、テーブル間のアクリル板設置、従業員の常時マスク着用や食事を片付けた後の手指消毒などを盛り込んだ。店内で感染対策の確認や指導を担う「感染症対策リーダー」の配置も求め、感染の疑いがある従業員には出勤を控えるように促すといった役割を定めている。

 申請をした飲食店には、現地調査を経て認証のステッカーと支援金が交付される。県は申請の詳細を後日公表する予定。県産業政策課は「感染対策に力を入れている飲食店を利用者が支える環境を整えていきたい」と話す。(円田浩二)

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