川久保國緒さん(右)にいなりずしの作り方を教わる滝野中の生徒=伊万里市の同校

 伊万里市の滝野小中学校で28日、地域の人から郷土料理を学ぶ授業があり、特産の黒米を使って巻きずしといなりずしを作った。

 実習に臨んだのは中学生と小学5、6年生の11人。講師の川久保國緒さん(78)に教わりながら酢飯と具をのりで巻き、包丁を入れると断面が紫色の巻きずしができた。黒米は食感がもっちりして甘みが強く、子どもたちはたくさん手に取っておいしそうに頰張った。

 同校には黒米の学習田があり、栽培と料理体験を行っている。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になり、2年ぶりの実施となった。来年春で閉校になることについて、約40年前から料理を教えてきた川久保さんは「子どもと会えなくなるのは寂しいですね」と話していた。(青木宏文)

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