歩車分離式信号が廃止された交差点=佐賀市中の小路

 佐賀市中の小路の佐賀玉屋付近の交差点が歩車分離方式ではなくなっている―。変化に気づいた読者から佐賀新聞「こちら さがS編集局」に理由を尋ねる声が寄せられた。横断歩道を所管する佐賀県警交通規制課に聞くと、自転車走行の危険性が潜んでいた。

 同課によると、以前は交差点を斜めにも横断できる「スクランブル方式」だった。ただ、自転車利用者から「道路の渡り方が分かりにくい」といった声が上がっていたことなどから廃止を検討した。通勤通学の時間帯は自転車の学生らで交通量が多いものの、「大きい交差点ではなく、時間によって量に差がある」などの理由で3月8日から通常の交差点に戻した。

 スクランブル方式だった頃は、斜めに横断する自転車同士の交錯も見受けられたという。自転車は「軽車両」に分類され、走行時は車両用の信号に従うことになるが、歩行者用の信号で渡っていたことが原因とみられる。

 同課によると、3月末現在、歩車分離式信号は県内に58基ある。そのうち、全ての車両を停止させている間に全ての歩行者を同時に横断させる「歩行者専用現示方式」は37基となっている。(松岡蒼大)

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