頂点に懸ける飽くなき執念を込めた矢が、次々と的を射貫いた。7校のリーグ戦で争った弓道男子団体は、武雄が6戦全勝を飾り、18年ぶりの頂点に立った。5人が4射ずつ、6試合で放った計120射のうち的中数は84。群を抜く安定感を見せた。 快進撃を支えたのは、最後に矢を放つ「落(おち)」を務めた星山知慶。