伊万里市への「友だち登録」後に表示されるメニュー(左)と、道路や河川の異常を通報する「公共施設損傷報告」の画面(右)

協定書を取り交わした(左から)田平憲二伊万里郵便局長、深浦弘信市長、梶山芳弘伊万里中里郵便局長=伊万里市役所

道路や河川の異常を通報する「公共施設損傷報告」の画面

伊万里市への「友だち登録」後に表示されるメニュー画面

 伊万里市は地域の安全安心に関する事業で、市民らの協力を得る二つの取り組みを始めた。道路や河川の異常についての通報を通信アプリLINE(ライン)で受け付け、もう一つは、見守り活動や災害対応で郵便局と連携協定を結んだ。

 ラインの通報システムは、スマートフォンを持っていれば誰でも利用できる。市への「友だち登録」が必要で、利用者は道路の陥没や側溝の破損などを発見すると、その場でメニューに表示される「公共施設損傷報告」を押して通報する。現場の画像や位置情報を送信できる。

 5月1日から運用を始め、28日現在で12件の通報があった。通報箇所の管理者が県や国の場合は、市から情報提供する。道路河川課の担当者は「電話での通報よりも簡単かつ正確に伝えられるので、気軽に利用してほしい」と呼び掛ける。

 日本郵便との連携協定は24日に締結した。市内の16郵便局と協力して地域活性化や市民サービスの向上に取り組む。安全安心に関しては、災害時の被害状況の把握や、子どもや高齢者の見守りなどで集配員の力を借りる。

 市役所であった締結式には田平憲二伊万里郵便局長や梶山芳弘伊万里中里郵便局長らが出席し、深浦弘信市長は「地域にきめ細かなネットワークを持つ郵便局の力添えを得ながら、市民が安全で安心に過ごせるまちづくりを進めたい」と話した。(青木宏文)

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