運用が始まった唐津市消防署南部分署の新庁舎=同市厳木町

新設された出動準備室=唐津市厳木町の唐津市消防署南部分署

新設された女性用の仮眠室=唐津市厳木町の唐津市消防署南部分署

運用が始まった唐津市消防署南部分署の新庁舎。運用開始に合わせ、放水訓練が行われた=唐津市厳木町

 佐賀県唐津市厳木町の市消防署南部分署の新庁舎が完成した。28日に運用開始式が開かれ、市南部の防災拠点が新たなスタートを切った。市内の全5分署のうち新設を除く4分署で実施してきた建て替え工事が完了した。

 南部分署は厳木町や相知町を管轄する。新庁舎(鉄骨2階建て)は、老朽化していた旧庁舎の南西約400メートルに移転した。延べ床面積551平方メートル、敷地面積3318平方メートルで、旧庁舎と比べてそれぞれ約2倍、約3倍の規模となった。中山正道分署長は「施設が大きくなり、消防団との訓練ができるようになった」と期待を寄せる。

 市消防本部は2014年に派出所から格上げする形で中部分署(同市石志)を新設し、既存の東、西、南、北の各分署は19年度から建て替え事業に着手した。今回の南部で全て完了した。

 全ての分署に出動準備室や研修室などを設け、敷地内での訓練も可能となった。中部を除く分署には女性専用の仮眠室も新設された。市消防本部消防総務課は「訓練や研修の設備が整った。新型コロナウイルスが収束したら、地域住民にも活用してもらいたい」としている。(中村健人)

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