さがドラマスクール第11回公演「明日葉の庭」の1場面、左が水町月子さん=佐賀市高木町の古賀英語道場

さがドラマスクール第11回公演「明日葉の庭」の1場面、左が池田佳壽子さん=佐賀市高木町の古賀英語道場

 演劇団体「さがドラマスクール」(青柳達也さん主宰)が6月5日午後6時と同6日午前11時と午後4時から、佐賀市白山のエスプラッツホールで第11回公演「明日葉(あしたば)の庭」(堤泰之作)を開く。くすりとさせるハートフルコメディーで観客の心を温める。

 訳ありの住人が集う中高年向けシェアハウスを舞台に、それぞれの人生が絡み合う群像劇が展開する。唐津市の「劇団響」などから客演9人を迎え、14人が出演する。

 酒好きで3回の離婚歴を持つ住人を演じる神埼市の水町月子さん(61)は、第1回公演から参加している。「だんだん演じることが楽しくなってきた」と話し「見に来てくれた人が感動してくれたことが分かった時は、とてもうれしい」と演劇の楽しみを語る。

 客演する池田佳壽子さん(86)=小城市=は「腰が曲がった私が舞台に立てるのか不安もあったが、誘ってもらえたことをチャンスと思って挑戦した」と笑顔を見せ、キュートな演技を披露する。

 同団体は演劇未経験者らで結成し、2010年から佐賀市を拠点に活動している。演出や演技指導を担当する青柳さんは「演劇は誰にでもできる。演劇で人が輝く姿に魅力を感じている」と話し「場を提供することで、もっと演劇の間口を広げていきたい」と活動を続けてきた。

 当初は2月に10周年記念として同公演を予定していたがコロナ禍で6月に延期した。青柳さんは「長く同じ脚本に取り組んできて、愛着も理解度も深まって作品の質が高まっている」と自信をのぞかせる。(花木芙美)

 ▽チケットは2千円(高校生以下千円)で当日は各500円増し。問い合わせは青柳さん、電話080(6446)7186。

このエントリーをはてなブックマークに追加