剣道女子個人決勝で、相手のメンを攻める三養基の弓彩乃=佐賀市の諸富文化体育館ハートフル

 ○…剣道女子個人は、三養基の弓彩乃が、龍谷の土井清佳を延長戦の末に破り、初優勝を飾った。前日の団体は3位に終わり「厳しく指導してもらった先生に申し訳なく思っていた」が、最高の結果を残し「これで先生と全国に行ける」と、晴れやかな笑みを浮かべた。

 仲間たちの悔しさを一身に背負い、1回戦から5試合を戦い抜いた。決勝は一進一退の攻防となり延長戦へ。息詰まる空気の中、冷静さだけは忘れなかった。開始1分、相手の手元が上がった一瞬を逃さず「反射的に出た」メンで勝負を決めた。

 これまで個人での実績はなかったが、この日は集中力がさえ、快進撃を続けた。父・智博さんは少年時代から県の頂点に立ち、三養基高時代は個人で全国大会に出場した実力者。親子二代でのインターハイ出場に「お父さんと同じ舞台に立ててうれしい。初戦から気合を入れて臨みたい」と気持ちを新たにした。(西浦福紗)

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