ヨモギをたっぷり練り込んだ「よもぎ饅頭」

 唐津市七山の山間の静かな通り沿いにある「よもぎ屋」(鬼木正典さん経営)。店名そのまま、たっぷりのヨモギを練り込んだ豊かな香りのまんじゅうは長年、地元の人たちに愛されてきた。

 毎年4月に1年分のまんじゅうに使うヨモギを収穫する。除草剤の影響が気になり、昨年から自分たちでヨモギを育て、今年初めて摘み取った。

 あんこは、キントキマメとソラマメのあんを取り寄せ、小豆、塩などを自店で混ぜ合わせる。毎朝、生地にヨモギを練り込み、あんこを入れて蒸す。ふわっと香る皮にすっきりとしたあんこがよく合う。店頭に立つ田中園佳さん(36)は、まんじゅうを作り始めた故鬼木キミノさんの孫。「当時と材料、配分は何も変わっていません」と田中さん。

 多いときでは、1日1000個売れる。田中さんは「昔なじみの人もいれば、次の世代で来てくれる人、観光がてらか久留米や福岡市内からも結構来られるんです」と話す。

 販売するのは、あん入りの「よもぎ饅頭」で、5個入り(275円)、7個入り(385円)、10個入り(550円)。1個55円。鳴神の庄(唐津市)、佐賀玉屋(水曜のみ)などで販売している。(福本真理)

 

▷唐津市七山藤川2280

▷8時~17時(売り切れ次第終了)

▷火曜定休

▷0955(58)2217

 

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