SSP構想の推進に向け、連携協定を結んだ(右から)久光製薬の中冨一榮社長、山口祥義知事、佐賀県スポーツ協会の坂本洋介副会長=県庁

 鳥栖市に中高生アスリートの生活拠点を整備しようと、佐賀県と久光製薬(本社・鳥栖市)、県スポーツ協会が27日、連携協定を結んだ。久光製薬の社員寮を男子寮として活用し、2022年4月から受け入れを開始する。

 スポーツの選手育成や裾野の拡大を目指す「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」の一環。鳥栖市桜町の男性社員寮は約20室があり、運営主体となる県スポーツ協会が借り受け、床やトイレなど一部を改修して入寮の準備を進める。レスリングや体操の強豪校への進学などを目的に、県内外から訪れる生徒たちの利用を想定している。

 県庁で締結式があり、山口祥義知事は「鳥栖には全国から多くの子どもが集まっている。若手の育成に向けて素晴らしい寮をつくっていきたい」と述べた。

 久光製薬の中冨一榮社長は「地元の企業として協力できることをうれしく思う」と話した。県スポーツ協会の坂本洋介副会長は「より多くの中高生が佐賀で成長できるように支援していきたい」とあいさつした。

 SSP構想に関する寮整備は、九州電力の社宅を活用する佐賀市のケースに続いて2カ所目になる。(円田浩二)

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