新型コロナウイルスワクチンの県営の大規模接種を検討していた佐賀県の山口祥義知事は28日、「6月中旬に会場を設置できるように調整している」と明らかにした。会場は1カ所で、1日500人を想定している。会場の選定や接種体制づくりを進め、各市町の接種を支援する。

 新型コロナの対策本部会議や終了後の記者団とやりとりで述べた。県内では市町が実施主体になって高齢者への接種が進んでおり、7月中に完了する予定になっている。このため県営の大規模接種の対象は、1回目の接種を終えていない高齢者を想定している。

 山口知事は「市町が会場を押さえながらやっているので、そうでないところで接種の応援ができる場所を検討している。まずは形をつくることが大事」と述べ、設置数は「まずは1カ所」とした。運営については「協力したいという医師が多く、加勢すると言っていただいている。(加勢の)数を見ながら考えたい」との認識を示した。

 ワクチンの大規模接種を巡っては、国が都道府県に設置の検討を求めている。大規模接種会場には、米モデルナ製ワクチンが国から配送される見通し。(岩本大志)

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