中央大通りの将来像の試案などについて意見を交わした再生会議=佐賀市白山の佐賀商工ビル

 佐賀市のメイン通り「中央大通り」の再生について考える官民連携会議が28日に開かれ、通りの将来像の試案として「佐賀の“次世代(こどもたち)”の成長とともにあるシンボルロード」を提示し、承認した。8月に開く予定の次回会合で中間報告し、年度内に最終案をまとめる。

 会議は今回で3回目。これまでの協議や3月に実施した市民アンケート、5月の市民参加型ワークショップを基に試案が示された。事務局は「子どもの成長過程ごとに滞在したり活動したりする場所になり、この街に愛着を持って育った子が最終的に佐賀で働いてもらうように思いを込めた」と説明した。

 将来像を具体化した土地利用方針の試案では、通りを南北に3分割し、JR佐賀駅側のエリアを駅に来た人を誘導する「リーディングエリア」、佐賀銀行本店から中央橋までを家族が快適に過ごす「リビングエリア」、中央郵便局までを憩いと育みが共存する「ネットワークエリア」とした。リビングエリアには商機能、子育て支援機能など各エリアに期待される機能を例示している。

 委員からは「示された機能の中には通りに以前あったものもある。生活の中に位置付けることが必要」「車の交通量があり、子連れや子どもが来るには安全面への配慮がいる」などの意見が出された。

 通り沿いで本年度中に解体予定の旧TOJIN茶屋跡地の活用については「通りの中心地として求められる機能の充実」「民間では実現が困難な機能の補完」などの方向性が示された。(宮﨑勝)

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