佐賀県三養基郡みやき町が民間事業者と共同で実施している高齢者向け通報サービス「MAGO(まご)ボタン」の機器が発火していたことが27日、分かった。町内で94台配備されており、町は利用者にコンセントから外すよう呼び掛け、原因を調査している。

 町によると、発火は5月7日に高齢女性宅で発生した。テーブルから落ちた機器をそのままにしておいたところ、焦げくさいにおいがして気付いた。内蔵のリチウムイオンバッテリーが特に焼け焦げていたという。部屋の中に煙が充満し、床に敷いていたホットカーペットやござが焦げた。

 町はバッテリー製造メーカーなど2社に原因の調査を依頼しており、「落ちた際の衝撃や過充電などが原因の可能性がある」としている。27日の町議会全員協議会で報告された。

 まごボタンは2018年度から試験導入し、20年度から本格的にサービス開始した。ボタンを押すだけで民間事業者が運営するコールセンターにつながり、さまざまな困り事を相談できるほか、薬を飲む時間などを教える時報機能や防災無線機能も備えている。(瀬戸健太郎)

このエントリーをはてなブックマークに追加