表彰を受けた久間小の(左から)司書担当の大古場佳子さん、図書委員長の満武侑來さん、副委員長の坂井芽吹さん、坂本和子校長=嬉野市塩田町の同校

 嬉野市の久間小が、特色ある子どもの読書推進活動を実践しているとして、文部科学大臣表彰を受賞した。20年以上続く「朝読書」をはじめ、図書委員会によるイベントの展開など学校を挙げて本に親しむ取り組みを進めていることが評価された。

 同校では毎日15分の朝読書を実施し、住民やPTA母親部による読み聞かせも行って地域との交流も図っている。坂本和子校長の発案で取り入れた5年生のそれぞれの誕生月に好みの本を贈る「バースディブック」は3年目を迎える。

 児童たちも積極的に活動していて、5、6年生10人の図書委員会は毎月イベントを開いている。スタンプラリーや教諭らのお薦めの本を紹介する企画、1年生や園児への読み聞かせなど多彩な内容で、委員長の満武侑來(ゆら)さんと副委員長の坂井芽吹(めぶき)さん(ともに6年)は「全国表彰にやりがいを感じる。活動をもっとがんばりたい」と笑顔を見せる。

 昨年度の図書貸し出し数は1人当たり年平均259冊となった。コロナ禍の長期休校もあった中で例年を上回り、着実に成果を挙げてきた。坂本校長は「長年育んできた活動が認められ、力がもらえる。久間小の伝統になれば」と話す。

 文部科学大臣表彰は、三里小(小城市)、北波多小(唐津市)、おはなしどんぐり(伊万里市)、武雄市こども図書館も受賞した。(古賀真理子)

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