改良された段ボールベッドを組み立てる職員=武雄市の白岩体育館

 武雄市は25、26の両日、全職員約350人を対象にした避難所運営訓練を初めて実施した。軽量化した段ボールのベッドと間仕切りの使用方法や、ペットのための避難スペースを設ける取り組みなどを確認した。

 訓練は8回に分けて40人程度ずつ同じ内容で行った。佐賀市の段ボール製造会社と共同開発している段ボールベッドと間仕切りの組み立てを実践し、重さ17キロだったベッドが約5キロ軽くなって運搬や組み立てが容易になったことを確かめた。間仕切り(1・8メートル)は高さを3段階に調整できるよう改良して風通しや開放感を確保したことの説明も受けた。

 今年から取り入れるペットの避難スペースに関し、市内9カ所の1次避難所の備蓄倉庫を利用したり、飼い主に餌やふん尿用シート、ケージなどを準備してもらった上で受け付けたりするといった運営内容を確認した。女性や高齢者、外国人への声の掛け方や、新型コロナウイルス感染対策を講じた誘導法も訓練の中に盛り込んだ。

 市防災・減災課の西山丈晴課長は「昨年の台風の時もペットがいるために避難をためらう人がいた。市民に避難所は安心して過ごせるということを伝えたい」と話した。(澤登滋)

武雄市 全職員参加の避難所運営訓練
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