丹精込めて育てた花ショウブを見る毛利宮司=武雄市橘町の潮見神社

 河童(かっぱ)伝説で知られる武雄市の潮見神社の花ショウブが見頃を迎えた。毛利清彦宮司(62)が丹精込めて育てた2500株が参道沿いに約100メートル並び、紫や白のきれいな花を咲かせている。

 毛利宮司は40年勤めた太宰府天満宮を昨年3月に退職し、潮見神社の36代目の宮司に就任した。退職記念に門外不出の花ショウブを譲り受け、1年かけて育てた。雑草むしりや肥料やりをはじめ、風が吹いたら添え木をするなど欠かさず手入れしてきた。

 実は、毛利宮司は太宰府天満宮の名物「飛梅」の管理を任されていたという。経験を生かしてアジサイ、アサガオ、ヒマワリと次々に栽培している。河童伝説のおかげで参拝者が増えていて、「季節ごとに花が楽しめる神社にもしたい」と思い描きながら土いじりしている。(澤登滋)

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