佐賀バルーナーズ-西宮ストークス 勝利でプレーオフ進出を決め、笑顔を見せる佐賀バルーナーズの選手たち=4月24日、佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館

 バスケットボール男子・Bリーグ2部(B2)の佐賀バルーナーズ(佐賀市)は、今季のリーグ戦を30勝26敗の西地区3位で終え、同1部(B1)昇格を懸けたプレーオフに進んだ。だが、B2で準優勝し、B1昇格を決めた茨城ロボッツ(東地区2位)に準々決勝で連敗し、目標としていた「B1最短昇格」をかなえられなかった。

 リーグ戦前半は19勝11敗と西地区首位を快走。持ち味の積極的な守備で1試合平均失点を西地区8チーム中2番目に少ない79・13点に抑えた。守備から流れに乗り、第5節からは8連勝を記録したが、一転して後半は徐々に失速。前半は勝率63・3%を誇ったが、後半初戦で2連敗して西地区首位を名古屋に明け渡すと、その後は3位まで転落し勝率42・3%と苦しんだ。

 守備のほころびが攻撃に影響した。トータルリバウンド数はB2最下位で、相手にシュートチャンスを増やされたり、速攻を仕掛けられたりし、1試合平均で83・38点を失った。攻撃面では機動力を生かした速攻になかなか持ち込めなかった。

 目標には届かなかったが、新型コロナウイルスによる外国人選手の合流の遅れや、クラブ内でのクラスター発生といった困難を乗り越え、B2参戦1年目でプレーオフまで勝ち上がった。SG小松秀平主将は「B2昇格1年目でここまで戦えたことは自信につながった。来季につながるシーズンになった」と前向きに捉える。今季の経験を糧に成長を遂げ、来季こそはB1昇格を果たしてほしい。(草野杏実)

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