高校生平和大使に選ばれ、意気込みを語る滝本遥さん=県庁

 国内外で核廃絶を訴える「第24代高校生平和大使」に、佐賀県から小城高2年の滝本遥さん=佐賀市=が選ばれた。26日に県庁で会見した滝本さんは、戦禍の歴史について「目をそらさず、世代や国籍を超えて伝えていきたい」と意気込みを語った。

 高校生平和大使は1998年に長崎県で始まり、佐賀県枠は滝本さんで10代目。応募した県内11校24人の中から選ばれた。

 滝本さんは小学6年のころ、修学旅行で長崎市を訪問。原爆資料館で見た光景が衝撃的で、平和への思いを強くしたという。「私たちは被ばく体験を直接聞くことができる最後の世代」と活動の意義を強調し、大切なのは「戦争だけでなく、貧困など世界に残る課題が何も出てこないこと」と語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、例年実施しているスイス・ジュネーブの国連欧州本部の訪問は見送られる方針。学校での署名活動やオンラインでの活動などを検討している。(岩本大志)

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